愛知県 春日井市出身。多治見西高校音楽科卒業。東京音楽大学 声楽演奏家コースを経て、東京藝術大学声楽科卒業。
渡独前は様々なプロダクションのオペラに出演し、ソリストとして活動後、世界的な指揮者 準メルクル氏より推薦を受けて渡独。 2015年~2019年 ドイツレパートリーを中心に欧州にて研鑽を積む。2015年 ハンブルク音楽院にて、宮廷歌手Renate Behle女史のもと声楽を学び、音楽院主催のコンサートにて指揮者のMathias Husmann氏と共演。2016年 ワーグナー歌手育成の奨学生に選抜され『バイロイト音楽祭』に出演し、欧州デビューを飾った。2017年イタリアのARTボルツァーノより招待を受け客演。同年ドイツFalkenstein芸術助成を受け、ピアニストのDr.Costin Filipoiu氏とリーダーアーベントを開催し好評を博した。
2018年 Herbstmusiktage Bad Urach音楽祭、2019年 ルーマニアのシビウにてICon Arts主催のコンサートに出演。欧州のプレスにて『圧倒的な情緒と説得力で魅惑的なメゾソプラノ』『人間の用いる様々な感情を時に皮肉に、驚くべき熟達していた』高い音楽性を評価された。オペラでは『カルメン』タイトルロール、『カヴァレリア ・ルスティカーナ』サントゥッツァ、『こうもり』オルロフスキー、『ラインの黄金』エルダ、『神々の黄昏』ヴァルトラウテ等を好演した。ベートーヴェン第9のソリストとしてもICU国際基督教大学や故郷春日井市にて活躍。
留学中は欧州の発声研究のため、宮廷歌手の KS Siegfried Jerusalem, KS Brigitte Fassbaender, KS Christa Ludwig, KS Renate Behle, KS Charlotte Lehmann,KS Vesselina Kasarovaのマスタークラス修了及び修了演奏会に出演。
欧州では ドイツレパートリーを KS Siegfried Jerusalem, Donna Morein, Mathias Husmann, コレペティトール Oresta Cybriwsky, Kathleen Bird各氏に師事した。
2018年にはスイスのバーゼルへ渡り、発声研究の第一人者である EDIT SIEGFRIED-SZABO女史のもとで発声法ライセンスを取得。公式にSupraleitung Methode 認定教師として委託される。声楽指導者としても各方面から反響を呼び、国際声楽コンクール入賞者、海外国立音楽大学合格者を輩出する。
2018年にはDr.Costin Filipoiu氏と日本にて初のリサイタルを、愛知県の大府市、江南市にて開催し、ピアノ・声楽マスタークラス通訳を担当。
2019年 第15回ルーマニア国際音楽コンクール、2021年、2022年ドイツのUeckermuende BEL CANTO国際声楽コンクールの審査員を務め、2年連続優秀指導者賞を受賞。
2020年スイス式発声法研究会、一般社団法人Supraleitung Methode Japanを設立し『バーゼル国際声楽コンクール』を制作する。2021年スイス大使館のSakae Stuenzi 基金よりコンクールのプロジェクトが公認され、助成金を受ける。オンラインコンクールの試みは、地元中日新聞にも取り上げられた。
2022年 Vesselina Kasarova女史のマスタークラスを名古屋音楽大学にて通訳担当、2023年東京にてマスタークラスのディレクター及び通訳を担当し、成功へ導いた。
2023年『バーゼル国際音楽オンラインコンクール』と総称し、ピアノ、ヴァイオリン、ハープ、フルートのコンクールも制作する。世界30カ国からエントリーするグローバルオンラインコンクールとして、発展し続けている。
2024年秋、イタリア ジェノヴァ出身オペラ歌手 Prof.Capucine Chiaudani氏を招聘し、東京にて国際声楽マスタークラスを開催する。大きな反響を呼び、マスタークラスの動画は20万件以上の再生回数となり、今注目を浴びている。
欧州音楽家より厚い信頼を受け、現在は精力的に声楽指導、海外アーティスト招聘及び国際コンクール事業へ尽力している。一流音楽家を招聘し、日本の音楽界へ貢献してきた。若手育成、日本の声楽界を変える、重要な役割を担う。若い音楽家から支持を得ている。
これまで招聘した音楽家
2018, 2024 コスティン フィリポィウ (ピアニスト、コレペティトール ニュルンベルク音楽大学講師)
2024 イオアナ クリスティーナ ゴイチャ(ヴァイオリニスト、ウィーン国立音楽大学教授)
2023 マ ヨン(フルート奏者、上海音楽学院教授)
2023 ヴェッセリーナ カサロヴァ (宮廷歌手、メゾソプラノ、現在 ソウル音楽大学教授)
2024 カプチーネ キアウダーニ (スイス チューリッヒ、カライドス大学教授)
2025 ディオール ヴァイオリン(シンガポール)ヴェッセリーナカサロヴァ、キムミジュ(韓国)Zheng Zhou(上海音楽学院教授)
バーゼル国際音楽オンラインコンクール実行委員長、スイス式発声法研究会代表、一般社団法人 Supraleitung Methode Japan 理事長