声楽は、長年による発声、音楽解釈、ディクション等、複合的な芸術です。音楽解釈、ディクションの時間と同じくらい、発声について研鑽していますか。アジア人は普段から顎の位置、肩の位置が習慣的に前に重心が倒れやすく、結果的に、本来十分あるはずの喉の空間が狭くなっています。気づかないうちに、喉に負担をかけて、過剰に筋肉を疲弊させています。声楽の場合、体が楽器ですから、コントロールする上で、必要な知識が求められます。声のコントロールにおいて、Entspanung リラックスさせる、Spannung 緊張させる　バランスがどちらかに偏ってしまうと、声が揺れたり、上ずる、音程が低い、高い、レガートができない、スタッカートが出来ない、等の問題が起きます。また大変重要視にしなくてはならないのは、舌の訓練です。舌は普段の生活では、本来の長さよりも萎縮しています。そうなると、萎縮した舌と横隔膜が原因で安定した声が出ません。それはなぜでしょうか。日本語の『支え』とは、素晴らしい言葉ですが、具体化しなければなりません。横隔膜は単独では動きません。浅い呼吸によって、声が平坦に聴こえるのは、横隔膜と大腰筋の繋がりである、ある部分が活発に使えていないからです。呼気と吸気のバランスは、人それぞれ違いますが、歌唱の際はフレーズとフレーズの間で息を吸う際に、特に注意しなければなりません。上半身がEntspanungリラックスすればするほど、下半身のエネルギーをより深く使うことができます。Supraleitung Methodeでは、本来の自然な声に導き、体のバランスを整え、自ら気づくことを目覚めさせます。冬のマスターコースでは、発声を見直す貴重な機会です。一緒に学びましょう。声の色は貴方がこれまでに触れてきた様々な文化を表現します。喜怒哀楽も日本と外国でも国よって違いがあります。時の感覚、四季の感じ方、歴史的背景　オペラ、歌曲、宗教曲等を歌うには、第六感的な要素から音楽から感じ取れるエネルギーが必要となります。貴方の音楽人生は誰にも束縛されません。貴方だけの音楽を思いっきり楽しんでください。スイス・バーゼル在住の発声専門家のEdit先生の的確な指導は、貴方の悩みを解決してくださいます。貴方により多くのヒントと共に自信から確信へと繋がるでしょう。いつでもご相談ください。