2023/9/26

ようやく声に出すようになった?

最近SNSでは、随分と日本の音楽教育の改善点について、ちらほら発言するようになってきました。まずずっと疑問に感じている その1. 音大では、卒業していく学生達への 就活について、この半世紀真剣に向き合ってきたのだろうか...という疑問。一部の人だけが情報を得て、一部の人だけが活躍する....そんな縮図が出来上がり、実力があっても利権に振り回されるぐらいならば、いっそ音楽を辞めてしまった方が楽....才能のある音楽家こそ、早いうちに音楽から離れて違う道へ行く方々もいらっしゃいます。
昨日はたまたまたゲーテインスティトゥート東京にて、ドイツ歌劇場の専属歌手経験がある日本人ゲスト出演し、色々なテーマで語っているのを偶然発見しました。
ある方が、音大で4年間学び、その後大学院を出て、オペラ研修所に行って、コンクールの準備を日本でしていると...気がつくと欧州のコンクールには出場できないパターン、30過ぎると欧州ではチャンスがほとんどなくなること、学生のうちからVorsingenのため、自分のFachに適した曲目を選び、最低でも5曲準備すること等々... 
また日本では演奏会はイベントいう感覚、欧州では日常という感覚であること等...
熱く語っておられました。
 
切に思う... 日本人も国際的に職業歌手として安定して食べていける可能性がたくさん秘めていること、早い段階で若い学生に伝えていたら、もっともっと日本人も 中国人、韓国人のように世界へ進出できると思います。そして国内でも音楽で生きていく術を身につけることが出来るでしょう。
また音楽家も経済学を学び、音楽ビジネスとは何か....を、教えて行かなくてはなりません。
...というのも、個人で経営する音楽の先生こそ、情報が偏りがちになるため、
団体や組織でどのように繋がり、活用し、個人を輝かせることができるか....
 
自己プロデュース能力が高い方ばかりではないので、
自己を輝かせるやり方...も、今後伝えていきたいと思っています。
 
 
 
 
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