2023/10/4

伴奏者、コレペティトール

声楽教育において外せないのは、コレペティトールの存在。
伴奏を弾ける方はいても、言葉の意味をわかって、オペラのスコアも理解して、伴奏を弾く、弾ける方は、日本には絶対的に少ない。
 
毎回残念に思う...いくらピアノ技術が優れていても、声楽に誠意がないかた。
歌には言葉があり、せめても意味調べをして頂きたい。
 
いまだに伴奏をズンチャチャという...甚だしい言葉を聞く。
音楽家として、そのズンチャチャもきっと、どこに重点があって弾くのか、考えていないから、そんな軽はずみな言葉が出る。
 
残念で仕方がない。
 
そんなわけで、隣国の中国、韓国の凄まじい努力を感じてほしい。彼らは、音楽家として食べていくことに命を賭けている。総年数、千万円もかかって勉強するクラシック音楽、
昔は嫁入り道具の一つ?だったとある記事で読んだが、
今の若者にはそれは通じない。
 
音の極め方も、隣国から学ぶことがたくさんある。
突きぬける才能、努力をしなければ、生き残れない。