2024/9/25

国際声楽マスタークラスを振り返り...

今回、弊会および一般社団法人Supraleitung Methode Japan,バーゼル国際音楽オンラインコンクール、在日スイス大使館による共同制作にて、国際声楽マスタークラスを制作いたしました。

恐らく...全受講生にとって、今回のマスタークラスは、センセーショナルであり、革命的な1週間であったことと、お察しいたします。

この日本で半世紀以上、声楽を学ぶようになってから...この本格的な国際声楽マスタークラスを開催し、提供することは、弊会にとって、大きな挑戦でした。
... 本来あるべきベルカントの姿が、いつの間にか日本では失われ...、本来評価されるべき方々が排除されるこの世界...、今ここで私たちが真剣に取り組んできたことが、高く評価される 大切な時....と決心し、制作いたしました。

弊社の理念は、日本全国の声楽家、声楽教育者、音楽教育者、この業界を牽引していく者こそ、本当の声楽芸術を身につけ、次世代に伝え、後継者を育てていくことこそ、
我が日本声楽界が今、真剣に取り組むべき課題であると痛感しております。

修了演奏会終演後、Prof.Chiaudani教授と、今回のマスタークラスを振り返り、課題、改善点について、夜中の3時まで真剣に話し合いました。

以下 今後の課題

1. 声楽発声法はイタリアベルカントから始まり、世界にベルカントが普及後、様々な作品の歌い回しにより、声楽という分野が発展した。どんな時も声楽の始まりが、ベルカントであることを忘れてはならない。

2. 今後の課題 指導者である方も、以下のことが求められる。
声楽発声法、呼吸法、解剖学、語学、音楽史、指揮法...理解して、国際声楽指導基準法において、指導することが求められる。
正いレパートリーの選び方、オーディションの準備、セルフプロデュース、セルフメンタルトレーニングetc...

今回の国際声楽マスタークラスにおいて、上記のことを完全に取得できている方々は、数名でした。これから上記のことを改善し、各活動へ活かして頂けることを願っております。

通訳なしでは、マスタークラスを修了すること、本当に難しかったと思います。
また一般企業のドイツ語通訳ですと、このような声楽マスタークラスへ集中することは容易ではありませんでした。

少しでも、この取り組みが皆様に役立つことを心より祈っております。またお友達で悩んでいらっしゃる方々に、是非弊会をご案内頂けましたら、幸甚に存じます。

スイス式発声法研究会、呼吸法の教則本をご希望の方は、お問い合わせください。現在、原書(Der Weg zur Mitte)は残り10冊程度となります。プロフェッショナルな発声、解剖学書(スイス音楽出版社) 弊会日本支部も掲載))Bewusstes Singen、声楽教師向けの教則本となっております。

個人的に代表 河村先生のご指導をお求めになられる方は、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。東京及び名古屋にて月に1回程度、日本全国の生徒様を指導しております。

レパートリー等ご不明な点は、お気軽にお問い合わせくださいませ。お役に立てますよう、全力で指導させて頂いております。

皆様のご活躍をお祈りいたします。
またお目にかかれますこと、心より楽しみにしております。

Supraleiung Methode JAPAN

スイス式発声法研究会

代表  河村 典子

 

最新記事
月別アーカイブ
 
    


   ス イ ス 式 発 声 法 研 究 会
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
               
                
 
掲載記事・写真の転載は禁止