2025/7/3

ジークフリート イエルザレム教授の教え

 
恩師 宮廷歌手 テノール Siegfried Jerusalem
 
ドイツ留学中、私を育ててくださった恩師 テノールのジークフリート・イエルザレム教授は、世界的なワーグナー歌手として知られていますが、元々はドイツ プロオーケストラのファゴット奏者でした。歌手としての転機は、指揮者チェルビダッケの指名によりジャンプインしたあるオペラ出演をきっかけに、世界のワーグナー歌手として大キャリア築き上げた英雄として今もファンから伝説を伺うほどです。
子供の頃からヴァイオリン、ピアノを習っていらっしゃったことや、ファゴット奏者であったこと、それはワーグナー歌手になるために全て必要な時間だったとおしゃっています。
歌うことは、ただ声を出すことではなく、器楽的な要素もたくさん学ばなければなりません。
試験ではオペラアリアを歌うことが多く、時間も限られていますが、なるべく全幕を通して勉強し、そのアリアが一体どの場面で、どんな心情で歌われているのか、楽しみながら準備しましょう。そうすれば、遠回りのようで近道にできるようになります。
 
オペラを歌うということは、多角的な面を学び、最終的に声に乗せていかなければなりません。オペラ歌手になるということ、とても素敵な職業です。もちろん声ができあがるまでは、とても大変ですが、そのプロセスを楽しみながら研鑽することを心から推薦いたします。
 
皆さまが心からオペラを楽しんで、取り組めるよう願っています。
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