2021/1/25

舌の先 Zungenspitze

改善策:Zungenspitze 舌の先
唇・舌の僅かな感覚の違いに敏感でない、意識的にbewusst使用していないことです。
その結果生じることは、一目瞭然 声の響き及び発語のポジションStimmsitzが、下がる傾向に偏ります。門歯Schneidezaehne 硬口蓋Harter Gaumen 軟口蓋Weicher Gaumen、
口の中の空間を意識してみましょう。鏡を見て、口の開け方をよく観察してください。
意外と多いのですが、口を開けた際に左右どちらかに偏ったりしている方を見かけます。
 
とてもシンプルなことですが、ドイツ語がいわゆる日本語風に聴こえてしまうのは、唇の形Formの形成が縦型に丸く開いていないからです。宮廷歌手テノールのSiegfried Jerusalem先生はよく仰っていました。Mozartと発音してごらん。。。。と。
 
 
声がいわゆる奥にこもる、声が安定しない、揺れる・・などの症状が生じる、、、
そのような症状が生じた際は、唇・舌・顎の動きをゆっくりと確認しましょう。
歌唱が上達するには、様々な角度から工事が必要です。その中で、是非重要視して頂きたいのはテキスト、歌詞です。ドイツ語の発語で多くありがちなのが全ての単語にアクセント置いてしまい、ぶちぶちと音が切れてしまうことです。
 
これを機会に、じっくりと発語に時間をかけてみませんか。
 
 
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