2021/4/5

宮廷歌手 Brigitte Fassbänderマスタークラス

20代の生徒さんに『メゾのBrigitte Fassbaender知っていますか。』と尋ねると、ほとんど返ってくる答えは『知りません。』・・・という回答。
 
ヨーロッパ留学を決定し影響を受けた歌手の一人、と言っても過言ではありません。実際にFassbaender女史にお目にかかり、彼女の前でオルロフスキーも披露しました。とても気に入って頂けて、ヨーロッパ留学1年目の大きな糧となりました。ウィキペディアで調べてみると、もう81歳なのですね。世界中のマスタークラスにて、頻繁に指導しています。Fassbaender女史の指導法は、スイス式発声法の根本的な理念と共通します。スイス式発声法がいかに重要な発声法であるのか確信が持てます。特に骨盤底筋を拡張させ太腿、尾骨、仙骨、脊柱の役割について具体的に指導しています。また肩甲骨を高音でどのように意識させるか、inhalare  la voceについて、喉の軽減について事細かに説明しております。もし日本に招聘することが叶えば、通訳担当することが夢です。
 
声楽家にとって必要な呼吸筋はフレーズやリズムよっても異なります。ダイナミックな呼吸筋を鍛えなければなりません。そのためには自分の体をBewusstes Singenさせて、歌うこと。これが一生のテーマです。
 
始めましょう。Bewusstes Singen!
 
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