2024/6/2
|
|
大きな分岐点 |
|
第4回バーゼル国際声楽コンクールを終えて、ますます....日本の声楽界も大きな分岐点に来ていると、ひしひしと感じます。 空前の円安、想像はしたくないのですが、もし1EURが200円になってしまったら、日本から欧州に留学することは困難どころか、もはや不可能になってしまう恐れがあります。 そうなりますと、島国日本では、最先端の欧州の情報や技術にも、ズレが生じていくでしょう。 あと、もう皆さんも気づいているはずです。演者の数が大きすぎる問題。そして、そこに市場があるのか、そもそも皆さんマーケティングして、コンサートを開催しているのでしょうか。 これから日本の音楽アカデミーはどこを目指していくのでしょうか。 今、色々と立ち返り、真剣に考えて行かなくてはならない時に来ていると思うのは、おかしいでしょうか。隣国のアジア圏では、国家戦略で文化芸術を支援し、超一流を育てるための投資に情熱を注ぎます。日本人の大和魂、日本人ほど根が真面目で思慮深く、何かを成し遂げる情熱は、他国と引けを取らないと思います。 20,30代の音楽家の皆さんが、もっと自由に外へ出ていけるように、そして、一番重要なのはここ。 何年もかけて習得した音楽を最大限に活用し、様々な職種へと脳を転換していくことが求められています。 もう...時間がない...1年後、2年後の未来 一緒に変えていきませんか。
|
|